レジスタントスターチでダイエット!バナナ・うどんも痩せる!
2017/10/06
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目次
レジスタントスターチって?
レジスタントスターチってご存知?
一言で説明すると冷めたデンプン。この冷めたデンプンが実はスゴい。炭水化物の代表選手でありながらも冷やすと体への吸収は半分以下になっちゃう!
その魔法みたいなデンプン、正式には難消化性デンプンって言います。デンプンなのに食べた時にエネルギーになりにくい。
これって食べ方によっては炭水化物ダイエットよりずっと良いダイエット方法かも。ここでは今注目のレジスタントスターチについてお話ししちゃいますね。
レジスタントスターチの効果でダイエット!
なにやら聞きなれない言葉、レジスタントスターチ。
その正体はデンプンです。デンプンって炭水化物の代表選手。なんて言ったって、お米とか小麦粉の炭水化物はデンプンなんですから。
吸収されにくいデンプン
炭水化物ってことで痩せたい人から嫌われてしまってるデンプンです。でも、食べ方次第で体への吸収を抑えることができちゃうんです。
その方法が冷やすこと。なんだ、すごくカンタンですね。
正確には温かいごはんを常温で一度冷まします。熱が取れたら今度は冷蔵庫の中へ。このプロセスでごはんを冷やせばレジスタントスターチは増えるハズ。
デンプンは冷えてレジスタントスターチが増えることで、消化しにくいものに変わるってワケ。
消化しにくいから、同じ量のごはんを食べたとしても体に吸収されないので太りにくいことになる。
あ、ここで補足。
体にエネルギーとして吸収されにくいってことなので、冷めたごはんをどんどん食べれば痩せるってことじゃないのでご注意を。
つまり、レジスタントスターチは痩せ薬じゃないってことよね。
食物繊維も摂れる
レジスタントスターチの効果は体に吸収されにくいってことだけじゃありません。
デンプンは食物繊維。お通じが良くなる効果もありますよ。整腸効果が期待出来るから宿便なんかの排せつもスムーズに。
宿便はぽっこりお腹の原因にもなっています。
一方でいつまでもお腹の中に居座る宿便は毒素を体の中に振りまいてしまうので、肌荒れなんかの原因にも。
脂肪が体につくってことだけじゃなくて美容にも良さそうですね。
温度はどれくらいがイイ?
レジスタントスターチは炭水化物を冷やすことで増えるモノ。じゃあ、一体、どれくらいの温度がイイんでしょ?
それはね、だいたい5℃くらいの温度で冷やすとイイみたい。
ちょうど冷蔵庫の温度よね。
再加熱もOK!
これはスゴい!
レジスタントスターチは一度5℃とかで冷やして増やしちゃえば、その後にレンジで再加熱しても問題はないとのこと。
これってくいしん坊ダイエッターにとっては朗報かもしれないね。
レジスタントスターチの含有量が多い食品
レジスタントスターチの含有量が多い食品ってこんな感じです。
一つ特徴としてあるのが、レジスタントスターチが多く含まれる食品ってアミロースが多いってこと。
アミロースは例えば白米に多く含まれていて食べた時に硬くパサパサした食感の元になっています。
レジスタントスターチの含有量(100gあたり)
- バナナ 4.0g
- 全粒粉パン 3.2g
- コーンフレーク3.2g
- トルティーヤ 3.0g
- 白米 1.2g
- パスタ 1.1g
ごはんでレジスタントスターチ
この話を聞いて、得意がってる旦那くん。
旦那くん、温かいお弁当より冷めたお弁当の方が好きだって昔から言ってました。好きな理由はいろいろあるらしいけど、お弁当に入ってる焼き魚とか卵焼きって冷たくても美味しいからなんだって。
これって、一理あると思います。
ちょっと高級な料亭が作るお弁当、温めないで冷たい状態で食べてっていうお店が多いんです。
料理人の方が冷たくても美味しいように作ってるからなんですね。一方でAmiは和食は冷めても美味しいお料理が多いように思うんです。
さっきもお話しした通り、焼き魚って冷めても美味しい。
お弁当の定番、焼きシャケって冷めてた方が美味しくないですか?和食のお弁当の定番、幕の内弁当に入ってる煮物なんかもそう。
うん、つまり和食メニューで作ったお弁当って実はダイエットフードだったんですね。
おかずが冷たくても美味しかったら、ごはんだって冷たくても構わない。
むしろ、そっちの方が美味しい。ごはんをしっかりと食べて健康的にダイエットをしたい人には幕の内弁当がオススメかも。
でもレジスタントスターチにするためには冷蔵庫に入れないとダメだね。
だから、夏なんかは冷めただけのお弁当じゃレジスタントスターチは増えていませんね。だけど冬みたいに寒い季節だったら?
少し長い時間、外気に触れていたら冷蔵庫で保管したのと同じ効果があるんじゃないかな。そうしたらレジスタントスターチも増えるかもね。
バナナでレジスタントスターチ
これは少し意外ですね。
バナナにもレジスタントスターチは含まれてます。デンプンっていうと小麦粉とか芋類って感じですけど・・・。
先ほどもお話しましたけど、バナナ100gあたりに含まれるレジスタントスターチは4g。
レジスタントスターチ含有量が多い食品の中でもトップクラス!
バナナって糖質が多いから・・・って感じで敬遠してる人も多いですよね。実はバナナってダイエットに向いてる食べ物のよう。
→ 参考 バナナダイエットで健康的に痩せよう!栄養も豊富だゾ!
パンにもレジスタントスターチはあるけれど・・・
パンにもレジスタントスターチは多く含まれているのね。
じゃあ、パンも冷やせばどんどん食べてもイイんだろか?それはチトAmiには違和感があるのよね。
パンって全体的にカロリーが高めのものが多い。例え冷やしてもベースのカロリーが高ければ結果としてダイエットには良くないんじゃないって思うんです。
⇨ 参考 パンダイエット、するんならこんなパンがおすすめかな?
うどんとそうめんもOK
もちろん、うどんとそうめんも小麦粉が原料だから、レジスタントスターチは含まれてます。
ポイントは白いごはんなんかと同じ。
うどん、そうめんでレジスタントスターチを摂るのなら温かいものよりも冷やしうどん、冷たいそうめんが良いってこと。
麺類ってダイエット中は敬遠しがち。
でも冷めたうどん、そうめんならダイエット中でも大丈夫っていうのは嬉しい限りですね。
ラーメンならつけ麺がオススメ
こういう時には知恵が回る旦那くん。こんなことを言い出した。
どうやら旦那くん、ラーメンを食べるならこれからはつけ麺にしようと考えているらしい・・・。
麺も小麦だからね。デンプンも確かに入ってる。でも、小麦粉はお米と比べてレジスタントスターチが増える量は少ないんだよ。それでも、温かい麺を食べるよりは良いかもね。
おかゆとレジスタントスターチはどっちが効果的?
おかゆってごはんの粒が形に残らなくなるまで煮込んだもの。
だから消化に良いですよね。消化が良いから無駄な酵素を使ったりしません。そういう意味からダイエットにはとっても良い食べ物。
一方でレジスタントスターチはごはんを冷たくして消化されにくいものにするもの。消化されないから体に糖質が吸収されにくい。でも、ここでAmiの疑問。
おかゆとレジスタントスターチはどちらがダイエットにとっては良いんだ?ってこと。
おかゆは消化が良いから無駄な酵素は使わない。
けれども糖分はしっかりと体に吸収される。一方でレジスタントスターチは消化されにくいから体に吸収されない。でも、余計な酵素は使ってしまう・・・。
う〜ん、これは難しい問題だ。結論はすぐに出ないゾ。Amiと旦那くんで実験してみるか・・・。
理想なのは、普段よりごはんの量を減らしておかゆで食べるってことかもね。同じ量のごはんを食べるんだったら、短期的にはレジスタントスターチの方が良い気がします・・・。
だって、体に糖質が吸収されにくいから。
まとめ
レジスタントスターチは、冷やして体に吸収されにくい状態にしたデンプン。
同じ量のごはんを食べるんだったら、レジスタントスターチが増えた冷めたものを食べる方が良いですね。
痩せたいあまりに極度な食事制限をするくらいだったら、レジスタントスターチを上手に取り入れると健康的にダイエットができちゃうと思います。
息子くんはいつもDeNA BAYSTERSの試合を応援に行くと、お弁当は崎陽軒のシウマイ弁当。
大好きなBAYSTERSを野球場で力一杯応援して、レジスタントスターチであるシウマイ弁当を食べる。
これって、健康的なダイエットかもしれないね。
あ、旦那くん。いくらレジスタントスターチだからと言っても月4でラーメン二郎のつけ麺を食べるってのはNGだからねッ。