ラーメンには黒烏龍茶。効果、どんだけあるの?ちょっと調べてミタ
2018/04/01
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黒烏龍茶なるものが脂肪の吸収を抑えてくれる・・・。
なにやら旦那くんが喜びそうな話だ。なんて言ったって旦那くん、ラーメン二郎が大好き。ドカ食いマニアと来てる。
黒烏龍茶をオイリーな食事と一緒に飲めば脂肪は体につかないって言ってるけど、ホントかな?本当だったら中年太り解消中の旦那くんは大喜びだね。
今日は黒烏龍茶について詳しくお話しますね。
黒烏龍茶って?
黒烏龍茶なるもの、その正体はナンでしょ?Amiは”黒烏龍茶”っていう種類(茶葉)の烏龍茶があるのかと思っていたらそうじゃないらしい。
黒烏龍茶は重合ポリフェノールの量が普通の烏龍茶よりも多いってことが特徴のようです。この重合ポリフェノール、普通の烏龍茶から抽出して来て、黒烏龍茶を作るために足したもの。
要は黒烏龍茶って作るのに手間がかかってるんですね。だからフツーの烏龍茶よりも全然高いってワケなんだ。
重合ポリフェノール
黒烏龍茶の特徴である重合ポリフェノール、この働きは脂肪の吸収を抑えてくれるというもの。ここに旦那くんが狂喜乱舞する根拠がある。
なんか、最近黒烏龍茶のCMで”脂マネジメント”って言ってますよね。ホントに黒烏龍茶で脂質をマネジメントしきれるのかな??あんまり過信しない方がイイんじゃないかってAmiは思ってるんですけど・・・。
脂質
重合ポリフェノールが食べたものの脂質吸収を抑えてくれることはよく分かりました。じゃあ、そもそも食べ物に含まれてる脂質ってどんだけあるんでしょ?
ちなみに1日あたりに摂るべき脂質の量は次のとおり。
年 齢 | 男 性 | 女 性 |
18歳〜20代 | 74g | 54g |
30代〜40代 | 74g | 56g |
50代〜60代 | 68g | 53g |
70代 | 61g | 41g |
やっぱり、女性と男性では1日に摂って良い脂質の量は違いますね。旦那くん、ラーメン二郎を食べに行くときにAmiと息子くんを道連れにしようとする。40代後半、男性の旦那くんと同じ量の脂質をAmiは摂っちゃいけないってことです。
今度、旦那くんのお誘いをお断りする理由にしよう。
ちなみに醤油ラーメン1杯の脂質は31.3g。とんかつ1枚(130gくらい)の場合は36.33gって感じです。これにそのほかの食事が加われば軽く1日の脂質の量なんてオーバーしそう。
旦那くんの場合なんかは尚更。とんかつを食べる時だってフツーのものじゃなくて、こんなに分厚いものを食べちゃうからね。
黒烏龍茶、どんだけラーメンの脂質を抑えるのかな
じゃあ、黒烏龍茶を飲むことで旦那くんのお友達、重合ポリフェノールくんはどんだけラーメンの脂質を抑えてくれるんでしょ?
重合ポリフェノールくんがなんとかしてくれるのは血液中の中性脂肪の上昇。この中性脂肪、食事を摂ることで血液中の量が増えていく。それが続くと体に脂肪が溜まっちゃうんですね。だから、黒烏龍茶って飲むタイミングは食事中がいいらしい。
で、ここが大切なポイント。黒烏龍茶の重合ポリフェノールくんが上昇を抑えてくれる血中の中性脂肪の割合は20%という点。
20%も?それとも20%しか?皆さんの受け止め方はどちらでしょう。Amiの感想は後者。だって裏返せば80%は中性脂肪の上昇を抑えられないんでしょ?80%も残っちゃうのにマネジメントって言葉は適切じゃないような気がしちゃいます。
一方で、黒烏龍茶を毎日飲むと脂質を体から排出する量を2倍にしてくれるって話もあるようです。ん~、排出量2倍?ホントなんですかね~?
黒烏龍茶飲めばラーメン食べても大丈夫?
旦那くん、黒烏龍茶を盲信してる。
でも、ちょっと待って!黒烏龍茶を盲信してる人ってオイリーな食べ物を食べる前提でいない?そりゃ、ダイエット中だからと言って食べたいものを我慢し続けるのは良くない。だって、食べたいもの我慢するとカロリーは抑えられるけどストレスが溜まるからね。
ストレスって溜まりすぎると体はその状態が異常だと判断する。
そうなると体はどうすると思います?体は健康な状態に戻すためにストレスを発散しようとするんです。ストレスの発散ってなんでしょ?それは人の欲求を満たすこと。欲求っていろんなのがありますよね。
食欲はその代表格。ストレス太りってこういう原因があったんです。
だから、たまには好きなものを食べるっていうことはダイエットのためには良いことだと思います。
たまにはね。
でも、黒烏龍茶があるからと言ってそれが毎日のようにオイリーなモノを食べ続ける生活になっちゃダメ。そうなると絶対にダイエットはうまくいかない。
そもそも黒烏龍茶が血中の中性脂肪の上昇を抑えてくれるとしても80%は残ってしまう。それを考えたら黒烏龍茶の効果を盲信するのも考え物ですよね。
ストレス発散のためにたまに好きなオイリーなものを食べる。そして念のために一緒に黒烏龍茶を飲む。これが理想だね。
普段は和食がオススメ
今回のお話は黒烏龍茶。フツーだったら黒烏龍茶は脂肪を抑えてくれるからどんどん飲んで美味しもの食べようって流れになるんでしょうけど・・・。
Amiはそういうことオススメしません。普段の食事、オススメは和食(正確には和食っぽいってとこかな)。やっぱり和食は日本人に合ってます。普段、Amiが旦那くんにダイエットのために食べてもらってる和食のメニューはこんな感じ。
- 納豆
- 豆腐料理
- 煮物
- おひたし
- 焼き魚・煮魚
- お刺身
- 山芋を使ったお料理
- 生野菜(和食じゃないけどね)
- 漬物
- お味噌汁
和食は代謝にイイ
私たち日本人は体内に酵素を持っている量が欧米の人たちに比べると少ない方なんですね。酵素っていうのは代謝を上げるために必要なもの。代謝は上がるとエネルギーの消費量が増えるから痩せやすい体になります。
一方で和食を見てみると、比較的消化に良いメニューが多いことに気がつきます。和食を食べて胃がもたれたってあまり聞きませんものね。
あ、食べ過ぎたらそりゃいくら和食だって胃がもたれますよ。
消化に良いってことは消化酵素を無駄遣いしないってこと。体の中にある酵素の量って限度があるんです。消化のために酵素を使ってしまうと、代謝のために使う酵素が減ってしまいます。そうなるとエネルギーの消費量が上がりません。太りやすい体になっちゃいますよね。
それに和食ってオイリーな食べ物が少ない。まあ、天ぷらとかそういうものあるけれどね。煮物とか、焼き魚とか、納豆とかオイリーじゃない食べ物のバリエーションが洋食や中華より広いって言えます。要はダイエット中の食べ物として向いているものが多いので毎日の献立を立てやすくなります。
例えば、旦那くんの場合お肉も好きなので食卓に並べてあげてます。お肉の料理を作るときは鶏肉の入った筑前煮なんかを出してますよ。その時鶏肉の皮はあえて取り除かないでそのまま。でも、野菜と一緒に煮るから余分な鶏肉の脂は流れ出てしまいますよね。そうすると適度な量の脂質を摂れるからそれほど心配しなくても大丈夫。
言いたいことは黒烏龍茶の力を当てにするような生活よりも、和食のような消化に良くて酵素も摂れる食生活を送る方がダイエットも成功しますよってこと。
まとめ
いかがですか?今日はラーメンを食べる時に一緒に飲む黒烏龍茶の効果をまとめてみたよ。
黒烏龍茶は確かに血中中性脂肪の上昇を抑えてくれる。だからと言って盲信してめちゃくちゃな食生活をしていたら絶対にダイエットは成功しません。
オイリーでカロリーが好きな人はまず、オイリーな食事の回数をきちんとコントロールしましょう。そしてたまに食べるときに念のために黒烏龍茶を飲みながら食事を楽しむ。こんなダイエットがイイんじゃないかな。
旦那くんもダイエットを始める前までは、大好きなラーメン二郎は週イチで食べてたけど今じゃ月イチにしてるしね。おかげでダイエットを始める前は67.8㎏あった体重は10㎏減量出来たしね。
黒烏龍茶、あんまり過信しない方がイイよってのがAmiのアドバイス。ダイエットに頑張る人は参考にしてみて下さいね~!